最近、Xで中国のライブ配信を映した動画が注目されています。
複数の男女が横一列に並び、短いダンスを何度も繰り返しているのですが、動画を見た人からは、
「ずっと同じダンスをしているのはなぜ?」
「これって何の配信?」
と驚きの声が上がっています。
実はこの配信、
のようです。
今回は、話題になっている動画をきっかけに、団播(トゥアンボー)とはどのようなものなのか、なぜ長時間踊り続けるのかを調べてみました。
中国TikTokの団播(トゥアンボー)とは?
最近、Xで中国のライブ配信を映した動画が注目されています。
では、「団播(トゥアンボー)」とはいったい何なのでしょうか?
団播(トゥアンボー)とは
中国語で「团播(tuán bō)」書き、日本語では「トゥアンボー」
などと読まれています。
「团」は「団体」
「播」は「配信」
という意味なので、簡単にいうと複数のライバーがグループで行うライブ配信です。
中国国内で利用されている動画・ライブ配信プラットフォーム「抖音(Douyin)」などで行われており、音楽やダンスを中心に、歌やラップ、アクロバットなどさまざまなパフォーマンスが披露されています。
以前は数人が集まって踊るシンプルな配信も多かったそうですが、現在では本格的な照明や音響設備を備えたスタジオも登場。
芸能活動をしていた人や、アイドルを目指す若者などが参加する
ケースもあるといいます。
そして団播の大きな特徴が、視聴者がリアルタイムで配信に参加できることです。
視聴者はお気に入りの出演者にギフトを送ることができ、その応援によってセンターの位置やパフォーマンスなどに変化が生まれる仕組みもあります。
つまり、ただダンスを見るだけではなく、
「推しを応援する」+「ライブに参加する」
という感覚を楽しめる配信なんですね。
実際、2025年には団播の1日平均ライブ配信ルーム数が約8000に達し、市場規模も150億元を超えると予想されるなど、中国ではかなり大きなジャンルになっています。
日本から見るとかなり独特なライブ配信ですが、「推し活」と「ゲーム」のような要素を組み合わせた仕組みと考えると分かりやすいですね。
みんすなるほど〜
このシステムが間違った方向にいかなきゃいいな
【動画】中国TikTokの団播(トゥアンボー)がやばいと話題!SNSの反応は?
今回話題になったのは、Xに投稿された団播の動画です。
複数の出演者がスタジオに並び、短い振り付けを繰り返している様子が映っています。
投稿では
2時間後に戻ってきても同じダンスをしていた
といった内容も紹介されており、その独特な光景に驚く人が続出しました。
さらに別の投稿では、団播について、
「投げ銭で人間を遠隔操作するゲーム」
と表現され、ギフトによって推しをセンターに移動させたり、同じダンスをもう一度披露させたりする仕組みが紹介されています。
SNSでは、
「なんでずっと同じ踊りをしているの?」
「見ているだけで疲れそう」
「ライブ配信というよりゲームみたい」
など、驚きの声が見られます。
一方で、SNS上にはかなり刺激的な表現もあります。
ただし、Xの投稿はあくまで投稿者による解釈や感想も含まれているため、SNSで使われている表現をそのまま団播の実態だと受け取るのは注意が必要そうですよね。
動画だけを見ると「何をしているの?」と凄く気になりますよね。



仕組みを知ると、なぜ同じダンスを繰り返すのかが少し見えてくるよね
【動画】中国TikTokの団播(トゥアンボー)で何時間も踊り続ける理由とは?
では、なぜ出演者は長時間にわたってダンスを続けるのでしょうか?
その大きな理由が、ライブ配信と投げ銭を組み合わせたビジネスモデルです。


画像引用元:https://x.com/hex6u/status/2093418076759048409/video/2
団播では、視聴者から送られるギフトが重要な収益源の一つになっています。
視聴者が「この人を応援したい」と思えばギフトを送り、その結果として出演者の順位や立ち位置、パフォーマンスなどに影響する仕組みが作られています。
つまり出演者にとっては、
踊る → 視聴者が見る → ギフトが送られる → さらに配信が盛り上がる
という流れが生まれるわけです。
また、団播では出演者同士がランキングを競う「PK」と呼ばれる企画が行われることもあります。
「PK」とは、視聴者から送られたギフトなどをポイント化し、どちらが多くの応援を集められるかを競う、いわばライブ配信上の「応援合戦」のようなものです。
「推しを勝たせたい」という視聴者の気持ちが、ギフトを送る動機にもつながります。
そのため、通常のステージのように1曲踊って終わるのではなく、視聴者の反応が続く限り配信が長時間化しやすいと考えられます。
ただし、ここは重要なポイントです。
SNSでは「1日10時間踊り続ける」といった情報が拡散していますが、10時間ずっと休憩なしで踊り続けているという意味なのかは不明です。
しかし動画を見るとつらそうな表情で踊っているのに違和感を感じる方も多いのではないでしょうか。
団播がここまで広がった背景には、単純な投げ銭だけでなく、「推しを自分が応援している」という参加感もあります。
36Kr Japanによると、団播では投げ銭だけでなく商品販売や広告収入、人気グループのオフライン公演など、複数の収益源が生まれています。
だからこそ、団播は単なる「ダンス配信」ではなく、ライブ・アイドル・ゲーム・ECなどが組み合わさったエンターテインメントへと発展しているのではないでしょうか。
「視聴者の反応をリアルタイムで配信に反映する」という仕組みがあるんですね。



この中国TikTokは1日で何百と稼ぐこともあるんだとか。。
まとめ 中国TikTokの団播(トゥアンボー)が話題!何時間も踊り続ける理由とは?
今回は、Xで話題になっている中国のライブ配信「団播(トゥアンボー)」について調べてみました。
団播とは、複数のライバーがグループで行うライブ配信で、ダンスや歌などのパフォーマンスをしながら、視聴者とリアルタイムで交流するスタイルです。
特に特徴的なのが、視聴者からのギフトによって、出演者の立ち位置やパフォーマンスなどに変化が生まれる仕組み。
そのため、動画だけを見ると「なぜ何時間も同じダンスをしているの?」と不思議に感じますが、実際には視聴者の参加や投げ銭によって配信が動いていく仕組みが背景にあります。
中国ではすでに大きな市場へと成長している団播。
今回の動画をきっかけに、日本でも初めて「団播」という言葉を知った人がかなり増えたのではないでしょうか。
日本ではまだ珍しいスタイルですが、「推し活×ライブ配信」という点を見ると、今後日本でも注目される可能性がありそうですね。
ただ、これが問題になるようなことが起きなければいいですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました

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